今日は息抜きタイムです!
昔の私は
「痩せないのは自分のせいじゃない!」
「体質とか何か原因があるはず!」
と痩せないのは自分以外に原因があるはず。
いやそうであって欲しいと必死に理由を探していました(笑)
その時知った面白くて
納得した話をご紹介します。
そして長文です
(短くすると言った側からすみません!)
息抜きに読んで楽しんでください♪
あなたは旧石器時代にいる。

突然ですが、
自分が旧石器時代にいると
想像してみてください(無茶振り)
旧石器時代ではヒトは狩猟採集で
生活してたので、
樹の実や果物を採取するか、
魚や動物を狩猟で得るしかありませんでした。
狩猟は難しく、獲物がいても
獲得できないこともあるし、
何日も見つからない日もあります。
つまりいつも飢餓と隣り合わせの
生活だったのです。
〜今日の食事内容〜
朝食 木の実と果物
昼食 魚1匹と木の実
夜食 獲物が取れず無し
こんなだったらどうします?
コンビニもスーパーももちろんないです。
私は考えただけで震えます。
その上、採取するには歩いていかなければだし、
獲物を追いかけるためなら
1日15kgも走っていました。
しかも空腹の状態で。
さらに女性は赤ちゃんに
母乳を与える必要もあり、
常にエネルギー不足が
当たり前の生活だったのです。
そうだ、脂肪を蓄えよう

そんな中でもヒトは生き残る術を
見出してきました。
それは体に脂肪を蓄えることです。
人は基本的に摂取カロリーが
消費カロリーを上回った時に
余分なカロリーを脂肪として
体内に溜め込みます。
そして、摂取カロリーが足りなくなってきたら、
脂肪をエネルギーに変換して
不足分を補う仕組みが
私たちの体に備わっています。
旧石器時代はとにかく食べられる時に食べて
余分なエネルギーを脂肪として蓄積し、
飢餓が来ても貯蓄した脂肪をエネルギーに替えて
狩猟や育児をすることで生き延びてきたのです。
ではより効率的に脂肪を増やすためには
どうするか?それは、
より高カロリーな食べ物を
摂取することです。
糖質や脂質を「美味しい」と感じる者は生き残る

【Day 2】1日何回食べる?でも
お話ししましたが、
カロリーのある食べ物は
「炭水化物、脂質(油)、タンパク質」
の3種類だけです
その中でも炭水化物に含まれる糖質は
体内ですぐにエネルギーに変えられる
コスパのよい栄養素です。
なので狩猟より簡単な採取で得られる
木の実や果物は効率の良い食べ物でした。
さらに、炭水化物とタンパク質は
1g=4kcalですが、
脂質は1g=9kcalと倍以上あります。
なので狩猟で得られる魚や動物の脂質は
貴重なエネルギー源でした。
旧石器時代では糖質と脂質を
出来るだけたくさん摂取することが
飢餓を乗り越えるための食事戦略でした。
もちろんこの時代にも
好き嫌いはあったでしょうが、
糖質や脂質を「まずい」と思ってたら
明日には飢え死にです。
美味しいと感じて、
たくさん食べる個体が生き残り、
子孫繁栄できました。
その末裔が、私たち現代人なのです。
語り継がれるDNAと現代社会のギャップ

今やコンビニが乱立、
自販機ではいつでも甘いジュースが飲める
「飽食の時代」になりました。
ところが私たちの心(脳)はどうでしょうか?
実は旧石器時代のままだと
言われています。
旧石器時代の末裔である現代人の脳には、
糖質や脂質を「美味しい」と感じるプログラムが
インストールされてたままなのです。
だから私たちは、甘いスイーツが大好きで、
脂肪たっぷりのお肉やファストフードが
大好きでやめられなくなり、
「ついつい食べてしまった…」
となりやすいのです。
つまり私たちは「飽食の時代」なのに、
心と体が旧石器時代のまま生活しているということです。
これで太らないわけがありません。
特に食べないダイエットや、過度の運動をして
体内のエネルギーがなくなると
脳と心は一気に飢餓か?!と恐れて、
甘いスイーツや、肉汁たっぷりのハンバーガー、
油で揚げたポテトを見ると、
「飢え死にするぞ!」
「どんどん食べるんだ!」
「脂肪を蓄えるて生き残れ!」
と命令してくるのです。
もうそんな心配がいらないこの世界で。
これが、私たち太るプログラムなのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本でこの話を知ったときは
なるほどと思いました。
でも、だから太るのは仕方ないと
諦めてはだめですよ(笑)
この話で大事なことは、
太るのは仕方がないということではなく、
心と脳と上手に付き合って
ダイエットするのが大事ってことです。
食事面でも運動面でも過度なダイエットは
私たちを一気に旧石器時代に戻してしまいます。
今日も食事管理しながら
しっかりご飯食べてくださいね♪
明日からは「脂質編」スタートです!
どうぞお楽しみに!